どうも、RYOKUです。
最近は、大きな自然災害が目立ちますね。台風や地震、豪雨など、災害大国日本とはよく言ったものです。
こういった、災害の場面に直面すると、住居が大きな損害を受けたりして、避難生活を送らないといけない、厳しい状態に陥る可能性もあります。
今回は、人の生活する住居について、持ち家と賃貸についてそれぞれのメリットとデメリットについてまとめていきたいと思います。
Contents
はじめに
人が住む住居を手に入れる手段としては、主に「家を買うか」、「家を借りるか」の二択になると思います。
日本は、マイホームを持つことがステータスとされている節があるので、将来は、マイホームを買って、家族とゆっくり暮らしたいという方も多いと思います。
一方で、賃貸で、マンションやアパートを借りて、生活をしているという方も多いと思います。
この、二つは、形は違えど、お金を払って住む場所を手に入れることになります。
まずは、コスト面から二つの、方法の違いを考えてみましょう‼
コスト面での違い
住居にかかるコストは、生活の中でも比重は一般的に大きくなりますね。(ここでは、住宅ローンを30年で組んだとして、その違いを比較する)
借りるにしても、買うにしても大きなお金が必要です。まずは、概算で、家を買う場合と、借りる場合のコストを比較してみましょう。
家を買う場合
まずは、家を買う場合にしましょう。住宅の価格は、建物2000万円で、土地1000万円として、3000万円でローンを30年で組んだとしましょう。
建物2000万円 土地1000万円 ローン3000万円 5%の固定金利
住宅ローン3000万円を30年で返済すると考えると、一年の返済額は、元利均等型(元金と利息分を合わせて、一定金額で毎回返済する方法)で、月16万円となります。
合計での支払総額は、5800万円で、利息だけで2800万円も増えてしまい、かなりの金額を支払うことになります。
しかし、資産として、見ると建物は、築三十年となると資産価値はほぼゼロなので、地価の変動がなければ、1000万円の土地が残ります。
これ以外に考慮するコストとしては、固定資産税、都市計画税ですね。そこから住宅ローンを組むときには、住宅ローン控除を引いた金額が、家を買うときにかかる総額となります。
住宅は、購入して、ローンの返済をしている間に、住居として使用して、資産としての価値はどんどん下がります。購入するときは、それを意識して家を買わないと、結果損してしまう可能性もありますね。
賃貸として借りる場合
次に、賃貸として住宅を借りるとした判断をした場合を考えましょう。
住宅ローンの返済額と合わせるので、月16万円の家賃を払うと考慮して考えましょう。
16万円 ×12ヵ月 ×30年 =57,600,000円
当たり前ですが、約5800万円で、おおよその金額は変わりません。
三十年後、賃貸契約が終了した場合は、賃貸物件を返還して、手元には、何も残りません。
しかし、30年間、ずっと同じ賃貸で生活するというのは、稀な例かもしれません。もし、五年ごとに住居を移したとしても、賃貸の場合は、資産価値を特に意識することは、ありません。可能なら常に新築の状態で、入居を繰り返すことも可能です。
しかし、地方都市なら、月10万円の賃貸なら相当な条件の賃貸が借りられるはずです。
転勤多い方やローン返済が嫌な方は、賃貸で住居を借りるのが適しているかもしれませんね。
住宅を買うというリスク
賃貸は、住宅やその周りの環境が嫌なら、転居をすればいいので、リスクを回避することができます。しかし、住宅を購入するということは、取引の性質上、リスクは回避できないときがあります。
住宅ローン返済リスク
住宅ローンも払えているうちは、問題ないのですが、ローンも借金なので返さなければなりません。もし、返済が滞るようなことがあると、非常に問題です。
そのリスクが、高まる場合は、共働きの家庭で、家族でやっとローンを返済している場合です。あまり好ましくはないですが、離婚や死別によってローンを一人で背負わなければならなくなるケースがあります。
仕事を失ってしまって、ローン返済ができなくなるケースもあります。病気や退職など働けなくなるリスクも考慮するべきです。
支払いが滞ると、今後のお金を借りるという面でも大きなデメリットになります。そのため、生活の重荷になるようなローンの組み方はしない方がいいですね。
災害リスク
続いて災害リスクです。持ち家が災害によって被害を受けたときなど、その修繕をするために新たにコストがかかってしまうことがあります。
日本のように、災害がかなりの頻度で発生する場合、その被害を自分の住宅が受ける可能性も低くはないでしょう。保険が対象になれば、まだ、救いはあるかもしれません。
しかし、浸水や火災で、保険対象とならないこともあります。そういったときに、修繕を自費で行わなければなりません。
また、最終的に、家を解体するときにも大きなコストがかかります。
住宅を買うというのは、思った以上にコストがかかります。
まとめ
簡単にまとめましたが、どうでしたでしょうか。
ただ住居を買うことのコストに多くのコストが、発生することが分かったでしょうか。
ただ、住宅は、生活をする上で最もリラックスできる場でなければなりません。そういう意味では、自宅を買うことは、いいことだと思いますし、好きにアレンジもできます。
しかし、リスクが伴うことを覚えておいてください。生活を削ってまで、住宅に支出するべきではありません。
豊かに生活するために、最善の手段を取りましょう。
最後まで、お付き合いいただき、ありがとうございます。